二十四節気と七十二候
小寒 1/6~1/19頃
小寒(しょうかん)とは、
「寒の入り」といわれ、
これから更に寒さがきびしくなるころ。
小寒から節分までを「寒の内」と言います。
寒が明けると立春になります。
小寒 初候は、
芹乃栄ーせりすなわちさかうー
1/6~1/10頃
芹が生え始めるころ。
芹は、春の七草のひとつで、
冷たい水辺に育ちます。
一か所から競り合って生えることから
芹という名前になりました。
旬のもの
花
蠟梅(ろうばい)
寒さに強く、花の少ない時期に咲く貴重な花です。
蝋細工のような花弁と、
梅に似ていることから
蠟梅という名前になりました。
木
柊(ひいらぎ)
葉に鋭いとげがあるので、
邪気をはらう木とされます。
魚
河豚(ふぐ)
この時期の河豚は産卵前で脂がのっています。
さしみで食べる場合は「てっさ」と言って、
弾力があって噛み切れないため薄造りにします。
二十四節気
二十四節気とは、古代中国で考案されたもので、
太陽の動きを元に、1年を4つの季節に分け、
それをさらに、6つに分けたものです。
春分、夏至、冬至、などは今でも使われていますね。
七十二候
七十二候は、これをさらに3つに分けたものです。
やはり古代中国で作られたものですが、
日本の気候風土に合うように、
何度も改定されています。
現在使われているものは、
明治時代に改定されたもので、
気候の変化や、動植物の様子が
短い文で表されています。
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