二十四節気と七十二候
大寒 1/20~2/2頃
大寒(だいかん)とは、
これから更に寒さがきびしくなるころ。
「三寒四温」という言葉のように、
寒い日が三日続くと、そのあとの四日は暖かくなり、
寒い中にも少しだけ春の気配を感じられます。
大寒 初候は、
款冬華ーふきのはなさくー
1/20~1/24頃
凍てついた地面に
蕗の花が咲き始める頃。
地面には雪が積もり、
寒さの厳しいころですが、
草花は春に向けて
着実に動き出しています。
旬のもの
木
南天
「難を転じて福となす」という意味に通じることから
縁起が良いとされ、
正月飾りなど
祝い事に使われています。
魚
鰤(ぶり)
大きくなるにつれて呼び方が変わる
出世魚の鰤。
脂の多い魚であることから、
「アブラ」が変化して「ブリ」になったといわれています。
果物
金柑
実は小さいですが、皮ごと食べれるため、
ビタミンCをたくさん取ることができます。
*今年は節分と立春の日程が例年とは異なりますのでご注意ください。
節分 2021年2月2日
立春 2021年2月3日
二十四節気
二十四節気とは、古代中国で考案されたもので、
太陽の動きを元に、1年を4つの季節に分け、
それをさらに、6つに分けたものです。
春分、夏至、冬至、などは今でも使われていますね。
七十二候
七十二候は、これをさらに3つに分けたものです。
やはり古代中国で作られたものですが、
日本の気候風土に合うように、
何度も改定されています。
現在使われているものは、
明治時代に改定されたもので、
気候の変化や、動植物の様子が
短い文で表されています。
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