3月7日、水戸偕楽園から、茨城県近代美術館へ行き、
東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展見てきました!
唐招提寺を開基した鑑真和上は、日本に仏教を広めるために、唐から招かれましたが、船が何度も難破するなどし、日本に来たときには、盲目になっていたといいます。
東山魁夷は、その鑑真和上の御心を慰めるため、日本、中国、各地を巡って、スケッチを重ね、鑑真和上が二度と見ることのできなかった唐の景色、ついに見ることのできなかった日本の景色を、障壁画に表したのです。
まず会場に入ると、「濤声」。日本の海が、8枚の襖絵に描かれており、圧倒されます。打ち寄せる波の音が聞こえてくるようです。そして「山雲」で、日本の山を描いています。
「揚州薫風」では、水墨画で、唐の景色を描いており、その前に立つと、サワサワと柳を渡る風の音が聞こえてきます。
他にも、たくさんの試作やスケッチが展示されていて、10年の年月をかけて、完成させたという、その足跡をたどることができました。
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