気になっていた「ペンタゴンペーパーズ」
みてきました。
メリル・ストリープのファンなので、ずっと、気になっていた「ペンタゴン・ペーパーズ」
最高機密文書、漏洩事件の話ということで、
難しくないかしらとちょっと心配していましたが、
ベトナム戦争の場面・・・
運び込まれる兵士の死体の傍らで、
タイプを打つ記者の横顔と、
すっと物語の背景に入っていける導入で、
どんどん引き込まれていき、
社会派のテーマながら、
エンターテインメントとして十分に楽しめる内容でした。
1971年、ベトナム戦争における
アメリカ国防省の最高機密文書(ペンタゴン・ペーパーズ)が、
メディアによって明らかにされた事件を描いたもので、
「ニューヨーク・タイムズ」についで、この文書を報じた
「ワシントン・ポスト」の女性社主キャサリン・グラハムを
メリル・ストリープが演じています。
キャサリンは夫の死(自殺)により、社主となるのですが、
女性ということで軽んじられ、発言もできず、
奮闘していました。
そんな時、機密文書を入手し、
その報道を巡って、政府から圧力をかけられ、
新聞社の存続をかけた大きな決断を迫られるのです。
「報道の自由」が危ぶまれ、ナショナリズムが幅を利かせている昨今
スピルバーグ監督がこの作品の完成を急いだ理由もうなずかれます。
また、夫の死によって、社主となったキャサリンが、
次第に責任者として、自分の考えを持ち、
それを主張できるようになっていく、
女性の社会進出ということもテーマになっています。
メリル・ストリープを含め、
女優たちが、黒い衣装を来て、セクハラ撲滅運動に立ち上がった、
Me too.
「見て見ぬふりは、もうやめよう。」
「みんなで、立ち上がろう。」
という、運動にもつながるメッセージがここにはあるのです。
もうすぐ、上映終了になりそうなので、
是非見てください。
以前おすすめした「グレイテストショーマン」もまだ上映しているようですよ!
「This is Me」や「Never Enough」がロビーに流れていてまたうっとり♡
つくばイオンモール、USシネマで見てきました。
連休中とあって、コナン目当ての子供たちがたくさんいましたが、
「ペンタゴンペーパーズ」は、比較的空いていました。
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