忘れ物をする子供

教室にもいます。忘れ物をする子供。

鉛筆。消しゴム。上着。帽子。

いろいろなものを忘れていきます。

プリントに名前を書くのを忘れたり、宿題を忘れたり・・・

宿題を忘れたときは、どうして忘れたのか聞いて、一緒に対策を考えます。

うっかり、うちに忘れてきたときは、「今度持ってきてね。」

できなかったときは、難しくてできなかったのか、

時間がなくてできなかったのか聞いて、

次回持ってこられるか、やさしい問題にするか、など話し合って決めます。

問い詰めたり叱ったりはしませんので、子どもたちも正直に話してくれます。

子供にもいろいろな事情があると思います。

うっかり忘れることだってあるよね。

 

 

 

 

 

 

実はわたしも、忘れ物の多い子供でした。

椅子の背に上着をかけたまま帰ることはしょっちゅうありました。

未だに、傘はよくなくします。

気をつけていても、なかなか置き忘れは治りません。

 

こういった忘れ物やうっかりミスをしやすい子供の中には、

ADHD(発達障害)の不注意傾向がある子供も多いようです。

 

でも、余裕を持って支度したり、

チェックリストを作ったり、

声がけをしていくなど、

工夫次第で、忘れ物やうっかりミスを減らすこともできます。

 

激しく叱責することで、自身をなくしてしまい、

自分のことを価値のない人間だと思ってしまうことのほうが、心配です。

 

いろいろな子供がいて、いろいろな個性がある。

そのことを大切に、いいところを伸ばしていってほしいと思います。

 

 



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