Kくんは記憶力がよすぎて、嫌なことが忘れられないタイプ。
お母様の仕事の都合で、遅くなってしまい、
いつも一番最後に教室に来ます。
きのうはハロウィン週間なので、またお菓子を配っていたのですが、
Kくんは、入ってくるなり、
「今日はお菓子あるだろうね。去年は、おせんべいしかなかったんだよ。」
と言ってきました。
そうです。たしかに。
去年は子どもたちに好きなお菓子を選ばせていたら、
おせんべいだけ残ってしまったのでした。
Kくんがとても残念そうにしていたので、
ことしは袋の中に手を入れて、取るようにしたので、
まだ色々なお菓子が残っています。
KくんとなかよしのAちゃんが、
「おせんべいでもいいじゃない。先生がせっかく用意してくれたのに。
それに今日はいっぱいあるよ。」
と言ってくれたので、
「そうだね、おせんべいでも、ないよりマシか。」
と、機嫌を直しました。
Kくんは、とても記憶力がいいのですが、
昔にあった嫌なことを忘れることができないようです。
友だちに言われた嫌なこと、辛かったこと、悲しかったこと全部覚えていて、
なかなか忘れることができないようです。
うちの娘もそうです。
ふと、「こんなことがあったの。」と、
友達に何か言われて傷ついたことを話すことがあるのですが、
「それいつの話?」ときくと、
「小学生の時。」という答えが返ってきたりします。
そんな子もいるのです。結構マイナス思考だったりします。
そんなときは、他の事に、考えを切り替えられるように声がけします。
きのうは、Aちゃんに助けられました。
嫌な記憶が積もってしまわないか心配ですね。
切り替える練習をしておくのもいいかもしれませんね。
いやな考えが頭から離れないときは、手刀を切るのがいいそうですよ。
実際にするのが無理なときは、頭のなかでイメージするだけでもいいそうです。
やってみてね。
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