春分 雀始巣ーすずめはじめてすくうー

二十四節気と七十二候 

春分 3/21~4/4頃

 春分とは、昼と夜が同じ長さになる日で、今年は、21日です。
 自然をたたえ、生物をいつくしむ日とされています。
 多くの出会いや別れがあり、
 新生活の始まりなど
 変化が多いのもこの時ですね。

春分 初候は、

 雀始巣

ーすずめはじめてすくうー 3/21~3/25頃

 すずめが巣を作り始める頃。
 俳句や民話などに多く登場し、
 日本人にとって
 古くからなじみのあるすずめですが、
 最近では生息数が少なく、
 貴重な存在になっています。

旬のもの

土筆

 田畑や川の土手に群集します。
 土筆の花言葉は「向上心」
 まっすぐに上に伸びている姿からも、
 前向きさが伝わってきますね。

桜餅

 餡の入ったお餅を、
 塩漬けした桜の葉で包んだもの。
 関東風と関西風がありますね。
 元々、江戸で考案されたものが、
 関西に伝わるときに
 アレンジされたためとされています。

開運植物は

  蕗(ふき)、たんぽぽ


二十四節気

 二十四節気とは、古代中国で考案されたもので、
 太陽の動きを元に、1年を4つの季節に分け、
 それをさらに、6つに分けたものです。
 春分、夏至、冬至、などは今でも使われていますね。

七十二候

 七十二候は、これをさらに3つに分けたものです。
 やはり古代中国で作られたものですが、
 日本の気候風土に合うように、
 何度も改定されています。
 現在使われているものは、
 明治時代に改定されたもので、
 気候の変化や、動植物の様子が
 短い文で表されています。

季節を感じ、旬のものを食し、

季節の植物や自然の風物の美しさを感じながら過ごすことで

開運につながります。

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